この確かな思いを連れて

何にも縛られちゃいない だけど僕ら つながっている
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君に心からありがとうを言うよ

クリスマスにおねだりしたいものは休みです。
最近家にいることが激減してる鈴菜ですどうも。
昨日(ってか水曜)の話をば。


昨日はバイトしてから部活。
14日に定演を控え、今週は指揮の先生がほぼ毎回着てるんだけど
昨日は久しぶりに学指揮練だった。


定演でやるカレイドスコープって曲でスネアをやらせてもらってる。
譜割りをどうするかってなった時に
憧れで未だにやったことないスネアをいい加減やって
逃げたりしないで、怖さを克服しなきゃと思って引き受けた。
基礎合奏の時ですらぶれまくって毎回注意されて
ロールも全然出来てないぐらいだったから。


この曲は先生じゃなくて学指揮が本番振るから
先生練じゃない時に合奏をすることが多かった。
譜面から落ちる。
怖くて入れない。
ロールが鳴らない。
テンポずれまくり。
挙句固まって何も出来なくなる。
一回出来ないってなると思考停止するのが悪いとこ。
合奏やる度にバンドに迷惑かけまくってたし後味が悪かった。


本番まで一ヶ月に迫った日。
合奏が終わった後、4年生の先パイに呼ばれた。
正直今のままじゃまずいから、12月の頭で出来てなかったら交代する、と。
きついこと言うかも知れないけどって言う先パイに
いや正論です、としか言えなかった。だって本当のことだもん。
授業とか課題とかいろいろ言い逃れして
自分で時間ひねり出してまでは練習してなかった。
後悔した。

そしたら先パイから
一生懸命練習してるの知ってるし、コンクールも難しい曲やってきたでしょ?
バイトで忙しいのも知ってるし、課題とか。
確かにこれ難しい曲だけど出来るから。
8割9割出来ればいいから。
わかんないとこは俺に聞いていいし。
って言われてすぐにぶわって涙出た。
帰りも駅までの道を泣きながら歩いた。
途中で嗚咽になっててびっくりした。
夜も布団入ってから枕がびちょぬれになるぐらい泣いた。


今までは先パイへの最大の恩返しは
お客さんがたくさん入ったホールで最後の定演をすることだと思ってた。
でも違った。
先パイは楽器を何にもやったことないうちに
スティックの持ち方から教えてくれた人。
遅れて入ってきたからずっと付きっきりで教えてくれてた。
だから入部して3ヶ月で夏のコンクールにだって出られた。
吹奏楽のやり方も譜面の読み方もドラムも鍵盤もいっぱい教えてもらった。
こんなにたくさんのことを教えてきてもらってきて演奏が出来ないだなんて。
最大の恩返しはこのスネアの譜面を鳴らすことだ。


次の日から空き時間を見つけては練習し始めた。
何でもっと早くやんなかったんだろうと思いながら
1ヶ月前に取り組めただけいいと言い聞かせた。
そもそもスネアを叩くことが怖くてびびってた。
これほど目立つ楽器をやるのにびびってる場合じゃない。
人に練習してるのを見られたくなくて
朝部室棟が開く時間に行って部室開けて練習してた。
それから2限に行ったり授業ない日は朝からずっといた。

合奏で久しぶりにカレイドスコープをやった時。
うちの隣で小物をやってるもう一人の4年の先パイに
前より良くなったね、落ちなくなったって言われて
うれしくてうれしくて仕方がなかった。
その日も朝から練習してて手ごたえを感じて
合奏が楽しみだって初めて思えた日だったから。

今週の火曜。
水曜か木曜に見ますねってメールで言われた。

そして昨日。
練習してたら先パイが来た。
今日だ。今日見られるんだ。
そう思ったら途端に叩けなくなった。
確かに月曜から練習してなかった。
先パイの姿が目に入る度にどんどん出来なくなっていった。
この場から消え去りたくて仕方なかった。


基礎合奏に入る前に後輩の女の子に
先輩大丈夫ですか?もういっぱいいっぱいになってますよ?って言われて
この子には全部見透かされてると思った。
耳真っ赤ですよ?って言われて手を当ててみたら異常な熱を持ってた。
基礎でもスネア叩きたかったけど何かもう全部おりたかった。
柱の影で見えないように泣いた。
でも楽になれる程泣けなくてもっと苦しくなった。
見かねた同期の子がスネアやってくれた。
「ごめんちょっと泣いてくる」と合奏室を出た。


いつも一人になりたい時にいるとこは使われてた。
向かったのは去年先パイと同期とうちとで自由曲の練習をした所。
8分の5+4分の2という鬼畜な譜面の数え方を教えてもらって
メトロノームに合わせて自分の叩く所に合わせて手を叩く練習をしてた。
そこで座り込んで大泣きした。
ほらやっぱり何にも出来てない。
あんなにいっぱい教えてもらったのに。
今ここで泣いてるのは甘えなのか、しょうがねえなぁって目をつぶられているのか、
それともこれでいいと受け止めてもらえるのか考えてた。


下の階から基礎合奏の音が鳴り止んだ頃、
せーんぱーいどこいっちゃったんですかあーって
後輩が探し回ってる声が聞こえた。
ごめんねと思いながら言うことを聞かない重い体を持ち上げて下に降りた。
「今休憩でそれからカレイドです」って言われた時には呆然としていた。
合奏室入ってスティック握ったら
「最初サッシンじゃない?」って先パイに言われてマレット取ってもらった。
完全に気が動転してた。

先パイが右側にいて先生練の時よりもずっとずっと緊張した。
とにかく落ちるなって思ってやった。
正直叩いてた時の記憶がない。
三連符こけるし強弱おかしいしロールは荒かった。
譜面めくるのも忘れてた。
とにかく後半ページの8分音符の嵐で落ちないことに全力を注いだ。
そしてびびって入れずに通り過ぎることがないようにした。
最後決めるとその場でスティックを放り投げ崩れ落ちて号泣した。
先パイに肩を叩かれ「とりあえず向こう行こう」って言われて泣きながらうなずいた。


部室で椅子に座りながら机に突っ伏してまだ泣いてた。
入ってきた先パイに「どうした何で泣いた?」って聞かれて
しゃくりあげながら今日見るって言うから先パイ見てたら緊張したとか
いっぱい教えてもらってるのに出来なかったら申し訳ないとか言ってた。
最後崩れ落ちたのは緊張が解けたから?って聞かれて
すごく怖かったって言った。
プレッシャー与えたつもりはないんだけどなぁって。
そうなの、自分の中で肥大化させちゃうんだよね。
その後このままやってもらうことにしたからって。
前より良くなったしちょっとヤバいとこもあるけど、
メトロノームと格闘した結果が出たのかなって。
これからも練習を続けていってくださいって言われて
ありがとうございますってまた泣いた。
すごく泣いた一日だった。


家帰って着てから一人でご飯食べながら今日のことを振り返ってた。
浪人してでも今の大学に行きたかった理由を思い出してた。
歴史の勉強が出来ること。
教職の勉強がしっかりしてるとこ。
何より学生の人間性に惹かれた。
気配り上手で心の広い人が多い。
そんな人たちに囲まれて生活したら自分も素直になれるんじゃないかって。

大学入って一年半が過ぎた。
今の自分は、自分のことが大好きだし目標に向かって突っ走れるし
やりたいことはやるし、感情を表に出すし、人に大好きとかありがとうとか言えるようになった。
素直になれたんだ。
それは紛れもなく打楽器パートのみんなのおかげ。
そう気付いてまた泣いた。


中身も外見もまだまだガキんちょのうちは
みんなにいつもいつも救われてます。
ありがとう。大好きです。












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